就活ブートキャンプ拡張します
本日で年内の就活ブートキャンプも終了しました。年末年始は2週間お休みののち、1月9日(木)から再開します。
2019卒を対象に2018年の2月から始まったこの企画ももうすぐ2年が経過します。当初は2週間の宿泊プログラムでしたが2020卒からは1週間の宿泊サイクルに変更しました。
そのおかげで参加者数も激増しました。年間で500名以上の就活生がここにやってきます。
そして、年明けからさらに拡張。綾瀬駅前に2号館を開設します。2号館は定員10名。ここ堀切の1号館ホワイトパレスは定員20名。つまり1.5倍の規模になるわけですね。
1月以降の会の申し込みももうすでにかなり来ているようです。
このブログの更新も最近は滞りがちでしたが、このプロジェクトは進化を続けています。2号館開設に合わせ、年明けは少し頻度高く記事を書いてレポートしていきたいと思います。
兵頭おすすめのビジネス番組ベストテン。(解説付き)
1位 保科美幸さん
最近のプロフェッショナルで最も感動した作品。何度でも繰り返し見てしまう。何回観ても飽きない。保科さんの仕事に対する姿勢はそれほど魅力的。幼子を育てながら一流の仕事人であることがまず驚くが、そのことを抜きにしてもすごい映像。夢も学歴もなくどこの会社に入っても続かなかった若き日。それがこれほどの仕事人になるのだから人はわからない。番組最後恒例の「プロフェッショナルとは」という問いに対する彼女の回答は今までで一番本質を突いた素晴らしい回答だと思う。
2位 山口絵里子さん
いじめられた不登校だった子供時代。工業高校で柔道部に入り全国7位。部活引退後はいきなり受験勉強に没頭。同校初の慶応大現役合格。バングラディッシュ旅行中思い付きで現地の大学院に入学。その最貧国を救うビジネスを思い立ち起業。突如、思い立ったようにまさかの行動をとる人生を歩んできた山口絵里子氏。規格外れの突破力、そのすべてが衝撃のエピソード。ゆえに感動も最大級。
3位.米田肇さん
開業後世界最速で三ツ星を獲得。ちなみに三ツ星の定義は「旅行をしても食べに行く価値のあるお店」。ほとんどのシェフが一生努力してもたどり着けない領域。米田氏のすごさの秘密を一言でいえば「常軌を逸したこだわり」。それが一流であるための条件であることはどの仕事でも同じ。ちかなりではこの動画を社員全員に義務付けて視聴させました。それほどの価値のある動画。
4位 高木琢也さん
新人美容師時代は落ちこぼれ、そこから日本一に這い上がり今やカリスマ美容師と言われる秘密は何なのか。かっこいいビジネスマンを目指す人におすすめ。
5位 小藪一豊さん
一流の仕事人は仕事中によく笑う。しかしこの人は逆。「笑っていられない」ほどの責任感と緊張感で仕事に向き合う小藪氏。こういうスタイルの一流もある。
6位 柴田陽子さん
仕事で成功していくために自身のキャリアについてプランや戦略を立てていくことは有効。しかしこの人はそれとは逆の形で成功を収めた。目の前の仕事にとにかく真剣に向き合う、その繰り返しでここまで来た。こういう成功の形も確かにあり。夢が見つからない人におすすめ。
7位 杉本晃章さん
綾瀬のおとなり、北千住の商店街のはずれでスーパーが目の前にあるにもかかわらず勝ち残った八百屋さん。この杉本さん、実は兵頭の知人で金魚趣味の師匠。年に何度も一緒に飲み会をさせていただく仲。「度胸で仕入れ情熱で売る」NHKも上手なタイトルをつける。この意味は深い。重要なのでしっかり感じ取ってほしい。どんな商売でも人より頭一つ抜き出た営業成績を残す秘密はここにある。
8位 及川卓也さん
舞台は六本木ヒルズにあるGoogle日本支社。主人公はマイクロソフトから同社に転じた業界屈指のスター。プロジェクトマネージャー。IT起業特有の風土、仕事の仕方が勉強になる。ちかなりも合説どっとこむで身を立てたwebメディア企業。規模は違えど同じ世界観。頭のいい人たちの集団は合目的的で仕事の仕方も実にスマート。
9位 坂本孝さん
ブックオフ創業者。ブックオフを離れ、今度は「俺のフレンチ」というヒット作を世に送り出した。一人の人生で全く異なる複数の起業を一から成功させるケースは多くはない。真の起業家魂とはなにか、が学べる映像。兵頭は2008年に創業した合説どっとこむで身を立てたが、2018年から全く異なる楽ミントンという事業を立ち上げそれにかけている今はこの時の坂本氏の影響でもあり通じるものがある。尊敬する起業家の一人。
10位 白鵬翔さん
大相撲史上最高の力士といったも過言ではない大横綱。そんな横綱も最初は「育成枠」のような立場からスタート。入門すら危ぶまれたそうだ。これほどの成功者でも地道な努力を大切にしているその姿がとても印象に残る。スポーツで一流になるためにはまず人格者たれということのお手本。私自身はこの動画を見て以降、バドミントン界で横綱になる人となれない人の違いがその選手の若い段階から予測できるようになった。今、何かのスポーツに打ち込んでいる人にはおすすめ。
おまけ
就活生の皆さんに贈る特別編。
履歴書写真も撮ってます
1月29日(火)
22時~24時、勉強会。模擬面接、グループディスカッションの動画などを中心に面接対策。
24時から、履歴書写真撮影。希望者のみ。今日は2名。一人5分くらいで終わるのでこちらはサクッと完了。
とは言えこのように高品質な写真撮ってます。何といってもカメラはNikonのD5ですから。レンズと合わせると約80万円。レーーーーベルの違う写真が撮れます。
写真はデータでお渡し。
プリントはここで簡単にできます
https://pic-chan.net/c/
株式会社ちかなり (就職サイト合説どっとこむ 運営、2008年設立)
2.「宿泊無料!就活シェアハウスinTokyo」について
3.このブログの著者
兵頭秀一
株式会社ちかなり代表取締役、フォトグラファー、東京経済大学体育会バドミントン部総監督、Facebook、Wikipedia、【著書】受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(あさ出版)
ゴブレットゴブラーズ
就活生の皆さんのコミュニケーションツールとして導入したボードゲーム「ゴブレットゴブラーズ」。大変盛り上がっています。
このゲーム、ルールは簡単にもかかわらず奥が深いところが魅力。
ルール等はこちらのサイトで解説されています。
このゲームは戦略頭脳と気づきの力が問われます。ゲームをしている様子からコミュニケーション力もわかります。
新卒採用の選考試験に導入するのもアリかも。採用担当の皆様、ご検討ください。
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株式会社ちかなり代表取締役、フォトグラファー、東京経済大学体育会バドミントン部総監督、Facebook、Wikipedia、【著書】受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(あさ出版)
クリスマスパーティー
12月22日土曜日、2020卒第6期生(12/17ー12/24)の懇親会はクリスマスパーティーを開催しました。
一年中開催しているこの就活ブートキャンプ。花見・花火・クリスマスなどの行事の時期の参加者はちょっとラッキーですね。
今回も会費(一人850円)を集めて皆で手作り。
これはたこ焼き。たこ焼き器はこの施設に常備しています。
これは兵頭の妻からの差し入れ
何とケーキまで女子の手作り
後半は就活勉強会の予定だったのですが結局最後までクリスマスパーティー。ま、しょうがないですね。こういう日はこれでいいんじゃないでしょうか。
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株式会社ちかなり代表取締役、フォトグラファー、東京経済大学体育会バドミントン部総監督、Facebook、Wikipedia、【著書】受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(あさ出版)
経営者が書いた就活本の感想文
兵頭が趣味でお付き合いいただいている、ある会社役員の方(匿名希望さん)が受かる面接、落ちる面接の感想文を書いてくださいました。なんと2700文字近くにも及びます。
この方は兵頭よりも年上で60歳過ぎの方。1000人近い従業員の会社のTOPの方です。趣味の世界でしかお付き合いがなく、それもまだ2年足らず。一緒に飲んだり食事をしたこともない関係でした。なので、いつも愛嬌をふりまかれている優しい方、という印象でそのお仕事ぶりや会社でのご活躍などは全く存じ上げていませんでした。
感想文を拝読して驚きました。それは完全に経営者の視点でした。今までは趣味の世界でのお付き合いでしたから軽いノリの「先輩」くらいの感じでお話をさせていただいていました。大変失礼しました。釣りバカ日誌のスーさんの正体を知ったような衝撃を受けました。
では、以下その感想文です。
*******
著者は15年以上にわたって企業の人事担当者として実績を挙げ、さらにその後はIT上の就活サイトを開設して、会社を創設した方である。そのような経歴の人でなければ指摘出来ない数々の有益な助言がこの書には満ちている。限られた枚数ではそのいちいちについて、細かく紹介出来ないが私が感銘したことだけを記してみよう。
第一になるほどと感じるのは冒頭の第一章の第一項で、新卒採用では過去は問われず、未來のみが問われるという指摘である。実際人が二十歳前後の高校の3年間や大学の四年間で経験したものは、その後の人生で経験するものに比べればたかが知れている。受け入れる企業側が1番知りたいのはその人が何をやりたいかである。受験生はともすれば自分は何をしてきたか、どんなことをできるかを力説する。それは大きな間違えだというのである。専門家から見れば、彼或いは彼女がしてきたことは児戯に等しいのである。問題なのはなにがやりたいか?である。
そして、受験生が何をやりたいかと問われたときに、まず最も重要なことは覚悟であり、2番目に必要なことは志であり、能力は最後であると指摘する。二十歳前後の若者の能力は所詮若者の能力でしかない。大事なことは本当の能力を育て上げら覚悟と志だと、著者はいうのである。しかし、私は2番目に置かれた志が最も重要だと考えている。なぜなら、志に裏打ちされない覚悟は単なる居直りに過ぎないからである。
そうして、読んでいくと、この志というキーワードは別のところで大きな意味を持って生きてくる。例えば、第六章38項の役員相手の個人面接は主観面接であるという項目で、役員面接で問われるのはあなたが我が社と同じ志を持って働く同志になれるかどうかと太字に書かれた問いに応えることのできるのはいったい何だろうか?人事部相手の個人面接は客観的面接だが、役員や社長相手の面接は主観面接だと言われれば受験生は面食らうかもしれない。社長の人柄がわからない。もし、社長に嫌われたらどうしようと思うだろう。 だが役員ー経営者というものは人事担当者より会社の現状に不安を抱いている人である。このままではいけないと思い続けてる人である。それに比べれば人事担当者は会社の現状にある程度満足している現状維持派が多い。1番大切な最後の役員面接にあたってももっとも必要なことは、その会社の志望動機のなかにある受験生の志である。これは著者がもっともいましめている、就活期に経験のたまに色々な分野の企業を受けてみろとという助言の間違いにつながっている。いろいろな分野の企業を受けてみて、どれがいいか判断する日和見的な態度に経営者の志を感じないからである。
人事担当者は大部分が素人だという指摘も納得がいく。会社にとって1番大事なことは売上を伸ばして、業績を上げることである。そうでない分野の、例えば、野球で言えば打率2割前後の守備だけしか取り柄のないキャッチァーの位置に重要な人材を長く置くわけにはいかない。しかし、将来役員にしょうとする人材には必ず人を見る目を必要とするジンジノ仕事に短期間就かせる。いわば企業の人事担当者とは、将来幹部になるかもしれない素人の集団である。だから素人にも分かるように、自分の意思を丁寧に分かりやすく伝えるというのも、大切なことだという指摘も説得力がある。
この場合、受験生と面接者は対等なのである。どんな場合でも、人は他人に対するときに礼節をもって接する必要がある。受験生はびくびくすることもなく、また必要以上に自分を売り込もうと、肩を怒らせたり虚勢を張る必要もない。自分の志を丁寧なわかりやすい言葉で語ればいいのだ。こういうアドバイスは就活をする学部にとって極めて重要である。こうした点を抑えてゆけば、著者の考え方が極めて一貫しているのがわかるだろう!
第八章の35項にマズローの欲求5段階説を無視した就活という文章がある。三年で3割の新卒が辞める理由という一貫した文章の一項だが、ここに就活だけではなく、日本人の意識の中の大きな欠陥の指摘があるように思う。マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求を5段階に分け、低位の欲求が満たされると、より高い断層の欲求を覚えるという説だが、それを就活における企業評価にあてはめると、第1段階は給料が悪くない、休日がある。残業が過剰ではないで最上段階では社会貢献ができるである。 しかし、実際の就活では、この5段階が逆転してしまうことが多いという。 社会貢献ができるということは、その会社が社会貢献が容易にできる有名有力企業であるということである。小さなスーパーやパチンコのチェーン店より、航空会社、鉄道、大手の広告会社や商事会社、銀行のほうが社会貢献は高い。そして、その会社とは、親戚や親の地上デジタル放送にどちらに就職がきまりましたかと訊かれたときも得意になって美しい報告ができる会社である。 だが、マズローの法則を無視した、そうした逆転の志向は、就職者本人がせっかく就職した会社が実は過労死するほど残業が多くて、自殺に追い込まれたり、あるいは、死なないまでも二年か三年で辞めざるを得ない羽目になるという不実な実例を沢山生んでいる。ことに、いまはほんとうに名もない企業の会社、プロ野球の球団を持てるほどの会社に成長したという例もあり、特にITの発達により商品の流通の方法が大きく変化して、AIによる第4次産業革命の時代と言われる現代では、今の大企業が果たして10年後に大企業であり続ける保証もないし、いまはほとんど無名の会社が大きな企業になる可能性も充分にあるわけだ。
著者はブラック企業を選ばない秘訣は、会社の知名度を選ばずに、自分に向いている仕事を選ぶべきだといっている。自分に 向いてる仕事とは好きな仕事である。人は好きなことでなければ熱意は湧かないし、熱意かないところに志がうまれるはすはないなである。そして、人間がほんとうに自分の能力を伸ばすには、5年10年では足りない。もっと長い年月が必要だと説く。就活の成果がほんとうに現れるのは、50,60,70,になった時である。 この会社に、この企業に勤めれは素敵な60歳を迎えられそうだとイメージできる企業を選ぶのが寛容、肝要だと言っている。
この本は就活中の若者だけでなく、どうしたら優秀で志のある若者を選び、真の能力に育て上げられるかに腐心している企業の人事採用担当者にも、是非とも読んで欲しい書である。
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出版して1年経過してもamazonのカスタマーレビューがゼロのこの本。初めて人からのしっかりした感想をいただいて、その内容も含め本当にうれしかったです。
匿名希望さん、ありがとうございます。
株式会社ちかなり (就職サイト合説どっとこむ 運営、2008年設立)
2.「宿泊無料!就活シェアハウスinTokyo」について
3.このブログの著者
兵頭秀一
株式会社ちかなり代表取締役、フォトグラファー、東京経済大学体育会バドミントン部総監督、Facebook、Wikipedia、【著書】受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(あさ出版)
みんなで料理、懇親会開催
12月15日土曜日、2020卒5期生6日目(7白8日)。ホワイトパレス二階リビングルームにて懇親会を開催しました。
今回は初の試みとして、1000円ずつを出し合って食材や酒を買い込み、みんなで料理をしました(通常は火を使う自炊は禁止しています)。
企画は大成功。
デザートは兵頭の妻特性のクレームブリュレ。ガスバーナーで表面を炙ります。女子たちが興味深々。
みんなて協力して何かをする、これがいいですね。
とても盛り上がりました。今後もこの企画、やりたいと思います。
兵頭家の愛犬、チェリー。日本スピッツ。一歳です。学生の皆さんに可愛がってもらってます
株式会社ちかなり (就職サイト合説どっとこむ 運営、2008年設立)
2.「宿泊無料!就活シェアハウスinTokyo」について
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兵頭秀一
株式会社ちかなり代表取締役、フォトグラファー、東京経済大学体育会バドミントン部総監督、Facebook、Wikipedia、【著書】受かる面接、落ちる面接 人事経験者だけが知る採用と不採用の境界線(あさ出版)