模範事例紹介:本当の自己PRとは
以前、就活ブートキャンプに参加された男子就活生の方からLINEで相談をいただきました。
どうしても入りたい会社があり、絶対に合格したいので自己PRの文章と動画を添削してほしい、というものでした。
その方の自己PRはおおむねこういう内容でした。
「アルバイトに打ち込んだ。100人規模のバイトがいる職場でリーダーを務めるまでの信頼を勝ち取った。あるイベントで従来型の企画を踏襲するか新しいことに挑戦するかでメンバーの意見が分かれた。それをリーダーとしてまとめ上げイベントを成功させた。」
素敵な話ではありますが実にありきたりの自己PRです。私はこう返答しました。
それではどのようにすればよいのか。
実際に当社を社員応募し、採用した現社員の自己PRを紹介しました。
人事の心を打つ自己PRとは「私が仕事ができるPR」ではなく「貴社で仕事がしたいPR」なのです。
「私は仕事ができるPR」がダメな理由は次の3つです。
1.仕事ができるからと言って入社後に仕事をするとは限らない
2.同じPRをいくつもの企業に提出しているテンプレートにしか見えない
3.就活生の99%は「私は仕事ができるPR」でありその内容に大差はないので他の学生に対し相対的に選考で勝利する決め手にならない
参考にしてください。
このように就活ブートキャンプでは参加者の個別アフターフォローまで行っています。
親切ですねー(笑)。
さて今週、2020卒第21期(2/6-2/13)は25名が参加中。
大学の内訳はこんな感じです。
神戸大学
中京大学
鹿児島大学
甲南大学
新潟県立大学
同志社大学
愛知大学
北海学園大学
青森公立大学
立命館大学
新潟大学大学院
山梨学院大学
名古屋大学
会津大学大学院
九州大学大学院
立命館大学
獨協大学
宮城大学
京都産業大学
岩手大学
福岡女子大学
龍谷大学
立命館大学
このキャンプは初日の夕食のみ主催者から食事を提供します。従来は宅配ピザやお寿司にしていましたが、今回より近所のお寿司屋さんと提携して、すし屋を借り切って初日の夕食をとりました。
とても良かったので22期以降もしばらくはこのパターンで行く予定です。
初日夜に開催した全員参加の勉強会。講師は私、兵頭が務めます。
4日目の夜に開催したグループディスカッション実践練習。
ここで何を指導したのか。その一部をご紹介
・司会を務めた人が基本的には圧勝。
・司会がやるべきことは「指名、質問、相槌、感想」それだけなのでむしろカンタン。
・相槌で声を出さない人は存在感が消える。この場にいないのと同じ。
・自分以外の4人を常に見ているか。これをできる学生は5%もいない。メモを取る際に下を向く行為はそれと逆行する行為。むしろメモなどほとんど取らなくてよい。
・司会力は仕事力。ビジネスの現場で出世する人は会議を仕切ることができる人。グループディスカッションはこの場を仕切ることでその仕事力がにじみ出るのである。気の利いた発想力やアイデアを競う場ではない。
もちろん模範的なグループディスカッションの映像資料もお見せしました。
このように他に例のない充実のサービスを誇る就活ブートキャンプ。
就活生の方はぜひ参加してみてください。